むち打ち症の原因

交通事故による むち打ち についてです。

これは交通事故の際に、首を強く打ってしまい、その影響からか首の状態がおかしくなってしまう状態です。

整形外科に急いで駆け込んでも、薬と湿布と首を引っ張るだけ・・・

といった経験ありませんか?

当院が考えるむち打ちの原因には3つあると思います。

1、頚部を捻挫や打撲する事で出てくる症状

足首や手首の捻挫と同じで、頚部の筋肉や靭帯、関節包の損傷です。

首がだるい、頭が重い、頭痛、頚部の痛み、運動制限がある、肩がこる・・・など他の捻挫と同じような症状です。

2、神経根の障害で出てくる症状

神経根とは脊髄神経から枝分かれし、腕や足に分布する神経の根本部分のことです。
そこを圧迫されたり、引っ張られたりすることで、その神経が支配している領域に循環障害が起きます。

しびれ感、知覚異常、電気が走るような痛みが出てきます。

3、自律神経の障害で出てくる症状

脳に血液を送る動脈の血流が悪くなり、自律神経が正常に働かなくなります。

頭痛、頭重、眼精疲労、耳鳴り、めまい、難聴、集中力の低下・・・さらに内臓不調など不定愁訴の症状がみられます。

また、首の骨からは自律神経が多く出ているので、首の周りの筋肉が硬くなってしまうと自律神経にも影響が出てきてしまいます。

当院の治療で首周りを緩めてあげたりする事で早期の回復を図ります。

また当院に交通事故の怪我で来院されている多くの方で、事故後に頭痛に悩まされている方も少なくないです。

頭痛がひどいと肩こりやめまいが出てきて日常生活をスムーズに行う事も困難になったりもします。

交通事故での頭痛のある方の多くは、

頭全体、特に首から後頭部にかけての頭痛が多く、緊張型頭痛 と言われている頭痛が多いです。

おもに頭の片側が痛む事が多い偏頭痛とは違います。

むち打ちの治療を正確に的確に行えば、こうした頭痛も取れていきます。

お気軽にご相談ください。

error: Content is protected !!