整骨院で行われている 交通事故によるむち打ち症の検査方法についてお話をしています。
専門家が行う検査方法についてです。
むち打ち症は外見的には目立った外傷はなく、レントゲンやMRIの検査でも現れにくいため、自覚症状に頼るのみが実情になっています。
そのむち打ち症の症状にしても、肩の痛み・肩のコリ・頭痛・手のしびれ・めまい・吐き気・不眠などの通常ある症状と見分けがつかないです。
ですので、多くの方が病院等の治療機関に通われるのをためらわれるようです。
病院等で行われている むち打ち症のテストについてですが
首が動かなくても痛みが強い場合や、首が動かせない場合は、無理に検査をする必要はありません。
無理に検査を行なってしまう事で、むち打ちからくる症状を悪化させてしまう事があるからです。
また、首が熱く(熱がこもっていたり)、感じたり、腫れぼったくなっていたり、首を左右や前後に動かせない場合は以下に挙げるテスト法をしてもいいかと思います。
・スパーリングテスト:頭部を患側に倒して、頭部を圧迫した際に、患側の肩から上肢にかけて電撃の様な痛みが走ったら陽性と判断します。
・ジャクソンテスト:頭部を後ろに倒して、額の部分を圧迫した時、患側の上肢に放散痛(病気の原因部分とかけ離れた部位に痛みが現れる痛み)を感じられたら陽性です。
・ショルダー・デプレッションテスト:頭を患側ではない方に傾けながら、その反対方向に肩を押し下げます。この時に痛みを感じたら陽性です。
一般的に むち打ち症 は怪我をしたその日に症状が出る事はほとんどありません。
2〜3日後か、長い場合には2週間くらいしてから、首や肩の痛み、肩のコリ、手の痺れ、耳鳴り、頭痛、めまい、吐き気などの様々な症状となって出てきます。
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