こんにちわ。福岡天神の なの花鍼灸整骨院の多田です。
今回は、知り合いの先生からのブログを転用させていただいております。
福岡県は全国の中でも
交通事故の多い所とされているのを
ご存知ですか?
平成29年は福岡県で34,862件(福岡県警調べ)発生しており、
その中で福岡市で10,072件となっています。
福岡市内の内訳で
東区 1,904件
博多区 2,366件
中央区 1,393件
南区 1,437件
城南区 715件
早良区 1,066件
西区 1,191件
この数字は年々少しずつ減少していますが、
それでも福岡県は全国3位にランクインする
交通事故の多い都市になっています。
そんな交通事故件数の多い福岡で
運悪く交通事故に遭った際に
治療院を選ぶポイントをまとめましたので
お伝えしたいと思います。
その前に基本として
事故に遭った際はまずは警察を呼んでくださいね。
そして、病院での診察を受けた上で下記のまとめたポイントを
参考にしてください。
【必見】失敗しない交通事故治療院選び5つのポイント!
①なるべく通いやすいとこを選ぶ!
交通事故の通院期間はおおむね3ヶ月ぐらい
かかることが多いですので、日曜や夜遅くなど含めて
通いやすいとこを選びましょう。
②HPをよく見て調べて行きましょう!
けっこう交通事故に関して無知なところが
多数あります。
例えば↓↓この図をよく載せている整骨院がありますが、
コレはウソが入っています(笑)
事例4の自爆事故に、
事例5の車のドアに指を挟んでしまってケガしても、どうやっても自賠責保険は使えません。
例外はありません!
あと、しいて言えば
事例2の
追突事故を起こしてしまったの
起こした側(加害者)の運転手がケガをした場合は自賠責は使えません。
追突された側が意図的にブレーキを踏んで
事故を起こさせて、過失が認められれば別ですが・・・また、この文言のとこも注意しましょう
一見すると何でもないような気もするかと思いますが、
交通事故の自賠責保険って厚生労働省の管轄じゃないのです(笑)
国土交通省です!!
別に認定もありません(笑)
適当にもっともらしく書いてるとこ多いです!
③保険会社との交通事故の交渉をしますと書いてあるとこ
病院、整骨院は交渉する権利、権限を
そもそも持っていません!
持っているのは弁護士だけです!
③-1自賠責保険の手続きを代行します!と書いてあるとこ
手続きを代行するというほどの手続きって実はありません。
電話1本で済みますw
④スタッフの変わらないところを選びましょう
施術スタッフの多いところは待ち時間が
少なく済むという利点もあるかと思いますが、
交通事故治療は通常のケガに比べて
細かな調整が必要なことが多く、
スタッフによって力加減が変わったりするのは
望ましくないことです。
⑤病院と併用して通えるところを行きましょう
よく整骨院だけではダメなの?
病院に行くのは面倒くさいと言われる方が
おられますが、ダメです!
交通事故は損害賠償事案になりますので、
民法709条の観点から
被害者側が立証する必要があります。
つまり、交通事故により首や腰をケガしたというのを
被害者側が医学的に証明しないといけません。
その証明ができるのは
病院の医師による診断権になります。
整骨院が持っているのは評価権になります。
難しい話ですが、病院と併用しながら
治療を進めていき、かつ保険会社に
きちんとした医学的証明を果たし、
~の症状があるので治療の必要性を記すことを
被害者側がしていかないと
充分な補償も受けられなくなることがあります。
なので、余計にロクな知識の持たない所を
選んで欲しくはないのです。
⑤に関係する話で
↓↓のようにHPに書いてあるところもありますが、、、
これも認識が甘いのです!
保険会社が強制的に治療を中止させることはできます!
治療を受けている側が医学的証明をしなければ!
つらい症状が残っているのであれば、残っていることを、ちゃんと医学的証明して、
保険会社へ示していかなければ打ち切り対象にもなる可能性が十分にあります!
以上の5つのポイントを踏まえた上で
治療院を選ぶ参考になれば幸いです。
安易に
交通事故専門や
交通事故のことなら何でもご相談くださいの所に通うと後々の補償が損なわれることにもなりかねません。
知識の度合いを見るのであれば、
交通事故における民法709条についてどう思うか
聞いてみるのもいいかと思います(笑)
他にも『異時共同不法行為』というワードを投げかけて、説明できるか(笑)
かなり分かりやすかったのではないでしょうか?
参考にされてください。
お気軽にご相談ください。