交通事故は、ある日突然起こります。
事前に全く予期していなかった事なので、普段は冷静な方でも、いざ我が身に事故が起こった時に適切に対応するのは非常に難しいものです。
事故直後はショックで気が動転してしまって、精神的にも身体的にも冷静な状態でいられない事が多いかもしれないですね。
このブログでは、もしもの時の事を考えての、交通事故に遭ってしまった際に注意すべき点を書いてみました。
・怪我人の救護と道路上の危険除去
交通事故に遭ってしまった際に、1番に優先して行う事は怪我人の救助です。
怪我をされた方を速やかに救護をしなければならないです。
その際に、車を交通の妨げにいならないように安全な場所に停めます。
2次被害が発生しないようにしなければならないです。
負傷者が軽傷であれば、すぐに安全な場所に移動してもらいます。
重症であれば、むやみに動かさずに救急車の到着を待ちます。
119番に通報する時は、交通事故であることと、事故が起こった場所、どのような事故なのか?負傷者の状態、通報している人の氏名、連絡先を落ち着いて伝える必要があります。
もし、あなたが事故の加害者であるならば、事故処理を確実に行う事が特に重要です。
怪我の程度や事故の大きさ、物損の有無などについて軽々しく自己判断して、その場を立ち去ってはいけません。
交通事故の措置を怠ったとして、道路交通法第117条に基づいて、ひき逃げ あて逃げ として罪に問われる事があります。
・必ず警察に届ける
急いでいたり、会社に知られたくない、怪我や物損がたいしたことがない と思われていたとしても
当事者どうしで、すぐに話をつけようとしてはいけません。
事故の大小に関わらず、警察へは必ず届け出をしなければならないです。
届出の義務は、まず加害者側にあります。
警察への連絡を怠ると、損害保険会社に保険金を請求する際に必要な交通事故証明が発行されないです。
この証明書がなければ むち打ち などの症状が出たとしても、交通事故に対する損害賠償の請求はできないのです。
ですから、必ず警察に連絡を入れてください。
それが大事になってきます。
参考にされてくださいね。