整形外科で行われる一般的な治療を例にしてみますと
1.電気治療
2.牽引療法
3.温熱療法
といった上記3つが行われる事が多いです。
他にも薬や湿布を出される事も多いです。
これらの治療法が奏功して症状が改善する方もいらっしゃいます。しかし、中には症状の変化が見られずに数ヶ月と通院していても改善の兆しが感じられない方もいらっしゃいます。
1.電気治療
電気を用いた治療法は整形外科を問わず、整骨院、鍼灸院、リラクゼーションや整体など色々な場所で採り入れられています。
鎮痛作用に優れた物もあり、機種や取り扱う人によっては症状の改善が期待できるでしょう。
当院でも干渉波治療器があります。
交通事故での衝撃が入り、ダメージを負った体というのは内部であらゆる組織が傷ついています。
当院での電気治療器は最新型の干渉波を使っております。
2.牽引療法
多くの整形外科で備えている牽引器。
何故このような器具を使って引っ張るのかというと
「(事故により)関節の間が狭くなっている」
と仰る医師の方々が多くいらっしゃいます。
そのため、狭くなったところを広くするために引っぱるという考えです。
3.温熱療法
温熱療法によって交通事故で痛めた部分を温めたりする事で筋肉を柔らかくして血行をよくして自己治癒力を高める働きを目的としています。
通常、交通事故の直後等で痛みがある場合は、冷やす事も大事になってきます。
ライス処置が基本となってきます。
ライス(RICE)処置とは、スポーツなどで捻挫などの怪我をした時に、応急的に行う処置方法の事です。
ライス(RICE)処置のRはrestの略で「安静」、Iはiceの略で「冷却」、Cはcompressionの略で「圧迫」、Eはelevationの略で「挙上」を意味します。
これら4つの頭文字をとりRICE処置と呼ばれています。